
目次
1. まずは「何にいくらかかるか」を知ろう
2. 節約の近道は、固定費と入居時の費用
3. 食費・光熱費は毎日の小さな工夫で
4. 貯金と予備費は「仕組み」でつくろう
「初めての一人暮らし、毎月いくらあれば生活できるの?」「貯金もしたいけど、何から節約すればいいの?」
進学や就職をきっかけに一人暮らしを始めると、ワクワクする一方で「お金、ちゃんとやりくりできるかな……」と不安になりますよね。これまで家族が負担してくれていた家賃や光熱費、食費なども、これからは自分で管理することになります。
今回は、一人暮らしにかかる生活費の内訳と、無理なく続けられる節約のコツをご紹介いたします。これからお部屋探しを始める方も、ぜひ参考にしてみてください。
1. まずは「何にいくらかかるか」を知ろう
一人暮らしでかかるお金には、家賃、食費、電気・ガス・水道代、スマートフォンなどの通信費、日用品費、交通費、交際費などがあります。そのほか、医療費や洋服代、趣味に使うお金も必要です。急な出費に備えた予算も考えておくと安心です。
総務省統計局の「家計調査」によると、2025年の単身世帯の消費支出は、1か月平均173,042円でした。ただし、これは年齢や住まいの条件が異なる単身世帯を含む全国平均です。家賃や生活スタイルによって実際の支出は大きく変わるため、あくまで参考として考えましょう。
まずは、毎月使えるお金(手取り収入や仕送りなど)を確認し、家賃や通信費といった固定費を差し引いてみましょう。残った金額から食費や日用品費、交際費などの予算を決めると、お金の使いすぎを防ぎやすくなります。
家計簿アプリやスマートフォンのメモを使って、支出を記録するのもおすすめです。細かく分類するのが苦手な方は、「食費」「日用品費」「その他」の3つに分けるだけでも十分。何にお金を使っているのかが分かれば、見直したいポイントも見つけやすくなりますよ。

2. 節約の近道は、固定費と入居時の費用
節約というと食費を減らすことを考えがちですが、先に見直したいのが、毎月決まって出ていく固定費です。一度見直せば、その後も節約効果が続きやすいのがメリットです。
【家賃は「毎月の総額」で考えよう】
お部屋探しでは、駅からの距離や広さ、設備に目が行きがちですよね。でも、まず確認したいのは「毎月いくらなら無理なく払えるか」ということです。家賃だけでなく、共益費や管理費を含めた金額で比べましょう。
家賃が安くても、通勤・通学の交通費が高くなったり、設備が足りずに家具や家電を買い足したりすると、結果的に出費が増えることもあります。毎月の支出をイメージしながら、自分の収入に合ったお部屋を選ぶことが大切です。
【家電付きの賃貸物件も候補に入れてみて】
初めて一人暮らしを始めるときは、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど、そろえるものがたくさんあります。家具や家電を一から購入するとまとまった出費になるため、初期費用を抑えたい方にとっては悩みどころですよね。
そこで検討したいのが、家電付き、または家具・家電付きの賃貸物件です。
物件によっては、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどがあらかじめ備え付けられているため、購入する家電を減らせます。大型家電を運び込む手間や、引っ越し費用を抑えられる可能性があるのもうれしいポイントです。特に、初めての一人暮らしをする学生さんや新社会人、数年間だけ住む予定の方は、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、家電付きの物件は、一般的な賃貸物件より家賃が高めに設定されている場合もあります。長く住む予定なら、家電を購入した場合の費用と、家賃の差額を含めて比較しましょう。また、備え付けの家電の種類や状態、故障したときの修理・交換の対応についても、契約前に確認しておくと安心です。
【入居時にかかる費用も忘れずに】
賃貸物件を借りる際には、敷金・礼金、仲介手数料、保証会社の利用料、火災保険料などがかかる場合があります。引っ越し代や家具・家電の購入費も含めて、入居前に必要な金額を把握しておきましょう。
敷金・礼金が不要な物件や、家具・家電が備わっている物件などを比較すると、初期費用を抑えられる可能性があります。ただし、初期費用が安いという理由だけで決めるのは禁物。毎月の家賃や契約条件も含めて、トータルで判断することが大切です。
【通信費とサブスクもチェック】
スマートフォンの料金プランが、自分のデータ使用量に合っているか確認してみましょう。あまりデータを使わない方は、より手頃な料金プランに変更することで、毎月の負担を減らせる可能性があります。
また、賃貸物件によってはインターネットを無料で利用できる場合もあります。自分で回線を契約する必要があるか、通信速度や利用条件に問題がないかも確認しておきましょう。
動画や音楽のサブスクも要チェックです。契約したまま、ほとんど利用していないサービスがあれば、解約を検討するのもひとつの方法。ひとつひとつは少額でも、複数のサービスが重なると意外と大きな金額になります。

3. 食費・光熱費は毎日の小さな工夫で
毎日の生活の中にも、節約につながる工夫はたくさんあります。大切なのは、無理をして我慢するのではなく、自分の生活に合った方法を見つけることです。
【食費は「自炊+ラクする日」で】
一人暮らしでは、外食やコンビニでの買い物が続くと食費がかさみやすくなります。かといって、毎日自炊するのは大変ですよね。
おすすめは、休日にまとめて料理を作り置きしたり、ご飯を小分けにして冷凍しておいたりすること。忙しい平日でも、食事の準備がぐっとラクになります。
買い物の前に数日分の献立をざっくり決めておくと、食材を使い切れずに捨ててしまう無駄も減らせます。鶏肉や卵、豆腐、旬の野菜など、いろいろな料理に使える食材を上手に活用しましょう。
疲れた日は冷凍食品やお惣菜に頼っても大丈夫です。完璧を目指さず、自炊と外食のバランスを取りながら続けていきましょう。
【光熱費はこまめな習慣で】
光熱費は、季節や部屋の設備、生活時間によって変わります。エアコンの設定温度を見直す、使っていない部屋の照明を消す、冷蔵庫の扉を開けている時間を短くするなど、日々の小さな工夫を積み重ねてみましょう。
水道やガスについても、シャワーを出しっぱなしにしない、洗濯物をまとめて洗うといった工夫ができます。ただし、暑さや寒さを我慢しすぎるのは禁物です。体調と安全を優先しながら、無理のない範囲で取り組みましょう。
【日用品は買いすぎに注意】
洗剤やトイレットペーパーなどが安いと、つい多めに買いたくなりますよね。でも、一人暮らしの部屋は収納スペースが限られることも多く、置き場所に困ったり、使い切れなかったりすることもあります。
買い物の前に自宅の在庫を確認し、必要なものをリストにしておくと、余計な買い物を防ぎやすくなります。

4. 貯金と予備費は「仕組み」でつくろう
節約を続けるコツは、気合いよりも仕組みです。おすすめは「先取り貯金」。給料や仕送りが入ったら、先に貯金する分を別口座などに分けておきます。余ったら貯めようと思っても、月末にはほとんど残っていないこともあります。最初は少額でもかまいません。無理のない金額から始めてみましょう。
【冠婚葬祭などの急な出費にも備えよう】
一人暮らしでは、毎月決まってかかる生活費以外にも、思いがけない出費が発生することがあります。
例えば、友人や親戚の結婚式に出席するときのご祝儀や交通費、お葬式に参列するときの香典や移動費など、冠婚葬祭に関する費用は急に必要になることがあります。そのほか、病気やけがの医療費、冷蔵庫や洗濯機などの故障による買い替え費用も考えておきたいところです。
こうした出費に備えるために、毎月の生活費とは別に、予備のお金を少しずつ確保しておきましょう。最初から大きな金額を用意する必要はありません。無理のない範囲で積み立てておけば、いざというときも慌てずに対応しやすくなります。
【楽しみに使うお金も忘れずに】
友人との食事や趣味に使うお金も、最初から予算に入れておきましょう。楽しみまで全部我慢すると、節約はなかなか続きません。「ここは使う」と決めておくほうが、メリハリがついて長続きします。
お部屋探しの段階から、家賃や共益費、交通費、入居時の費用、家具・家電の購入費までまとめて比べておくと、住み始めてからの暮らしをイメージしやすくなります。

いかがでしたか?
初めての一人暮らしは、慣れない手続きや家事に戸惑うこともあるかもしれません。でも、最初から完璧にやる必要はありません。できることから少しずつ取り入れて、自分に合った住まいと暮らし方を見つけていきましょう。お部屋探しや生活費について気になることがあれば、トーマスリビングにお気軽にご相談ください。新生活を安心してスタートできるよう、お手伝いいたします。
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