北九州エリアの賃貸、新築物件、デザイナーズマンション、
リノベーション物件、分譲賃貸など幅広くお取扱い致しております。

やはり、おしゃれな物件といえば一般的にデザイナーや建築家がこだわり抜いたデザインを取り入れた「デザイナーズ物件」だと思います。通常の物件はコストや使い勝手などを考慮した造りになるため、似たような間取りや一般的な設備の物件になります。

しかし、デザイナーズ物件はデザイナーがコンセプトやこだわりを持ってデザインをしたデザイン重視の造りのため、個性的でおしゃれな物件になるのです。しかし、デザイナーズ物件と言われるものに明確な規定はないため、外観はおしゃれで変わっている物件だったけど、内観は普通ということもあります。また普通の間取りに壁紙や床材だけこだわっているという物件もデザイナーズ物件として扱われることもあります。

また新築物件だけではなく、リノベーションされた物件もこだわりやデザインに特徴がある場合はもちろんデザイナーズ物件に含まれます。つまり一般的でありきたりな内装や外装ではなく、ちょっと他の物件よりオシャレな雰囲気のある物件がデザイナーズ物件と呼ばれているのです。

【メリット】
・とにかくおしゃれな空間
やはりデザイナーや建築家がこだわって建設された物件ですので、外装も内装も共用部分もおしゃれな空間で生活することができます。リノベーションされた物件の場合は部屋のみがおしゃれな空間になっているという場合もあります。部屋そのものが考えられた間取りであり、こだわりの空間となっているため、一般的な家具を配置するだけでおしゃれな部屋に仕上がります。友人などを招待した時の反応が楽しみになりそうですね。

・解放感がある間取り
天井が高い、窓が大きい、リビングが広い、壁はガラス張りなど、解放感を感じる間取りが多く、同じ広さの物件より広く感じると思います。伸び伸びと生活できそうですね。

・遮音性が良い
コンクリート打ちっぱなしの物件はおしゃれな空間であるということはもちろん、コンクリートは音を通しにくいため、遮音性に優れていると言えます。話し声や車の音など周りの生活音が気にならないので静かに暮らしたい方にはおすすめです。こちらの音も通しにくいため音楽鑑賞や映画鑑賞、楽器を弾くことが趣味の方にもおすすめです。

【デメリット】

・家賃が高くなる場合が多い
やはりデザイナーズ物件というのはコストよりもデザイナーや建築家のコンセプトやこだわりを重視しますので、建設コストが掛かってしまうため家賃は割高になる傾向にあります。

・独特の間取りやコンクリート打ちっぱなしの物件は注意が必要
デザイナーズ物件に多い、コンクリートの打ちっぱなしの壁は、見た目はおしゃれな空間ですが、雨や直射日光の影響を受けやすいため夏は暑く、冬は寒い、さらに結露しやすいためカビも発生しやすいという難点があります。また窓が大きすぎてカーテンが合わない、ガラス張りのバスルーム、収納が少ない、ベランダがない、もしくはベランダがあっても布団や洗濯物が干せないという物件もあります。

・生活動線が悪い物件もある
賃貸物件に同じような間取りが多い理由は、やはり日常生活を送る人がよく使うルートを使いやすいように考えられた間取りだからと言えます。しかしデザイナーズ物件の中にはデザイン性やおしゃれな空間へのこだわりを重視したため、生活動線があまり良くないものもあります。

・光熱費が高くなる可能性がある
コンクリート打ちっぱなしの物件は夏は暑く冬は寒いため、冷暖房の使用量が増えます。また、吹き抜けや解放感のあるリビングは空間が広くなるのでエアコンの効果が悪くなります。またおしゃれに見せるために間接照明が多いなどデザイナーズ物件は電気代が高くなる要因が多いのです。

ここまでデザイナーズ物件がどんな物件なのか、さらにメリット、デメリットと説明してきました。ではデザイナーズ物件と呼ばれる、オシャレな賃貸物件は実際に住んでみるとどうなのでしょうか？

メリット、デメリットからまとめると、開放的なおしゃれな空間で暮らせるけれど、生活動線や光熱費など日常生活にかかる部分は我慢が必要になるため、やはりデザイナーズ物件は住みにくいのではないかと感じたかもしれません。しかし、デザイナーズ物件はそれぞれにデザイナーや建築家のコンセプトを持ってデザインされている物件ですので、自分の生活スタイルがその物件のコンセプトに合えば最高の部屋だと言えると思います。

結局のところ、日常生活の利便性を優先させるか、他の物件とは違うオシャレな空間で生活することを優先させるかで、住みやすさが決まってくると言えます。もちろん、どちらも兼ね揃えた、自分に合う快適でおしゃれな物件が見つかることが理想的です。