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そもそもシェアハウスとはなんでしょうか？

シェアハウスとは「複数の人が同じ住居を共有して生活する家」のことです。自分の部屋以外のリビングやキッチン、お風呂やトイレなどを他の住人と共有して生活する住居です。シェアハウスには、留学生や社会人、若者、シニア向け、年齢や性別限定の物件や、100人規模の物件、趣味が同じ人が集まる物件、シングルマザー向けの物件など色々な種類の物件があります。
では、タイプ別にいくつかシェアハウスの特徴をご紹介いたします。

【シングルマザー向けシェアハウス】
・保育園や学校などから近い物件が多い。
・オーナーや管理人が常駐している物件や食事の準備をしてくれる物件がある。
・保育施設が併設している物件やベビーシッターサービスがある物件がある。
・仕事を紹介してもらえる。

【シニア向けシェアハウス】
・バリアフリーの物件や足腰が弱くても生活しやすい物件が一般的。
・マンションタイプより一軒家タイプが多い。

【性別や趣味・目的別のシェアハウス】
・体を鍛えたい人向け、アートや音楽を仕事として目指している人向けなど同じ目的を持つ人が集まる物件。
・ゲーム・アニメが好きな人向けなど同じ趣味を持つ人が集まる物件。
・国際交流を目的とした物件。
・起業家向けの物件。
・女性専用、男性専用、LGBT専用の物件。
・ペットと一緒に住むことができる物件。

などがあります。

もちろん上記に紹介したシェアハウスはほんの一部です。シェアハウスはルームシェアとは異なり、入居者を管理する事業者が存在するということ、そして入居者はそれぞれ、事業者と契約を結ぶということです。物件にもよりますが、基本的に寮などとは異なり、管理人が常駐したり食事を提供したりすることはありません。それぞれの個室を設けてプライベート空間を確保し、生活は自分で行うというスタイルですが、入居者同士が同じ屋根の下で交流することができる物件になります。また建物タイプもそれぞれ異なり、マンションタイプや戸建てタイプ、アパートタイプなどがあります。
 

ではシェアハウスのメリット・デメリットはどんなことがあるのでしょうか？

【メリット】
・一人ではない安心感
家族と離れて一人暮らしをはじめるとき、寂しくなったりしないか不安になったりしないかと思うことがあるかもしれません。シェアハウスは同じ屋根の下に複数の人と生活するので、常に人の存在を感じることができますので、一人で寂しい、不安という心配はありません。また複数の人がいるので防犯面でも安心することができます。

・費用がおさえられる
家賃や光熱費、インターネットの料金などもシェアするので、一人暮らしに比べて費用を抑えることができます。また敷金や礼金などの初期費用もかからない物件もあります。

・家具や家電付きの物件がある
一人暮らしの場合、冷蔵庫や洗濯機など大型家電を入居の際に購入しなければいけませんが、シェアハウスは共有スペースにある家電は購入する必要がありません。

【デメリット】
・プライベートが確保しにくい
個室はあるのである程度のプライバシーは守られますが、常に他の入居者がいるので、一人になりたいと思っても共有スペースで顔を合わせてしまうということがあります。

・家族や友人は招待しにくい
一人暮らしの場合は自分の家に自由に家族や友人を招待することができますが、シェアハウスの場合は家族や友人を自由に招待しにくいといえます。入居者の中にはシェアハウスの住人以外を招き入れることを嫌がる人がいるかもしれません。またシェアハウスのルールによっては来客を禁止している物件もあります。

・住人とトラブルが起こる可能性もある
共有スペースでの過ごし方はある程度ルールはありますが、やはり全くの他人と共有して使用しなければいけないため、色々な部分で自分のやり方や考え方と違う場合、トラブルの原因になってしまうかもしれません。
 

シェアハウスはとても魅力的な物件ですが、果たして自分にはシェアハウスが向いているかどうか気になると思います。

ずばりシェアハウスに向いている人は、「ルールやマナーを守ることができ、細かいことを気にしないタイプ」の人です。

シェアハウスは他人とトイレやキッチン、お風呂などを共有しますので、その辺りにストレスを感じない人、日常生活において自分とやり方や考え方が違った場合でも気にならない人、また挨拶などができるといった最低限の社交性のある人はシェアハウスを楽しむことができると思います。