1月に入り、いよいよ冬本番を迎えました。
1月は、1年で最も寒い時期とされる『大寒』が訪れる季節です。ますます寒さも厳しくなってきます。そんな寒い季節はせめて室内は暖かく快適に過ごしたいですね。
今回は賃貸物件でも暖かく快適に過ごすための工夫や対策について説明致します。
1月に入り、いよいよ冬本番を迎えました。
1月は、1年で最も寒い時期とされる『大寒』が訪れる季節です。ますます寒さも厳しくなってきます。そんな寒い季節はせめて室内は暖かく快適に過ごしたいですね。
今回は賃貸物件でも暖かく快適に過ごすための工夫や対策について説明致します。
一般的に、賃貸物件は戸建て住宅や分譲マンションと比べて寒いと感じることが多いです。これは建物の構造や設備、管理状態などが影響しています。賃貸物件が寒くなりがちな理由として、以下のことが挙げられます。
1.断熱性能が低い
賃貸物件では、建築コストを抑えるために断熱材や二重窓が採用されていない場合があります。
特に古い物件では、窓ガラスが単層ガラス(シングルガラス)であることが多く、外気の影響を受けやすいです。
2.隙間が多い
ドアや窓、床下に隙間があり、冷気が入りやすいことがあります。
隙間風があると暖房をつけても熱が逃げてしまい、効率的に暖められません。
3.構造が簡素
木造や軽量鉄骨造の賃貸物件は、気密性や断熱性が低い傾向があります。
コンクリート造や鉄筋コンクリート造の物件でも、外壁が薄いと寒さを感じることがあります。
4.暖房設備の限界
賃貸物件に備え付けられているエアコンが古い場合、暖房効率が低いことがあります。
床暖房などの高性能な暖房設備は、賃貸物件ではあまり見られません。
5.立地条件
そもそもの日当たりが悪い(北向きの部屋や周囲を建物に囲まれた物件)。
高層階や角部屋は、風当たりが強く、寒さを感じやすくなってしまいます。
まず、自分の部屋はなぜ寒いのか、どこから寒気が入ってくるのかを調べてみましょう。
1.窓周辺のチェック
窓は部屋の中で最も熱の出入りが多い部分です。
【チェックポイント】
□窓ガラスの種類・・・単層ガラス(一枚ガラス)なら断熱性が低く、寒さの原因になりやすい。複層ガラス(ペアガラス)なら断熱性が高い。
□窓枠・サッシの素材・・・金属製(アルミ)の場合、外気温が伝わりやすい。樹脂やアルミ樹脂複合サッシの方が断熱性が高い。
□隙間の有無・・・窓枠やサッシに隙間がないか、手を当てて冷たい風が入ってくるか確認。
2.壁や床の冷たさ
外気が伝わる壁や床からも冷気が入りやすいです。
【チェックポイント】
□外壁に面した壁・・・冷たく感じる場合は、断熱材が不十分か、熱が外に逃げている可能性。
□床材・・・フローリングやタイルは冷気を伝えやすい。カーペットや断熱マットが敷かれていない場合、床から冷えることが多い。
□地面に近い部分・・・1階や地下にある部屋は地面から冷気が伝わりやすい。
3.ドアや通気口
ドアや通気口からも冷気が侵入することがあります。
【チェックポイント】
□ドアの下部や周辺・・・隙間風がある場合は、ドアのパッキンが劣化している可能性。
□通気口の場所・・・通気口が壁や床にあり、外気が直接入る構造になっていないか。
4.部屋の配置と間取り
部屋の位置や間取りも寒さに影響します。
【チェックポイント】
□方角・・・北向きで日当たりが悪い場合、部屋が冷えやすい。
□角部屋かどうか・・・外壁に面する部分が多いと寒くなりやすい。
□仕切りの有無・・・部屋が広く、仕切りがないと暖房の効率が悪くなる。
5.天井と断熱性
天井から暖気が逃げる場合もあります。
【チェックポイント】
□天井の高さ・・・天井が高い場合、暖気が上にたまりやすく、足元が寒くなる。
□断熱材の有無・・・築年数が古い物件では、天井に断熱材が入っていない場合がある。
6.使用している暖房器具
暖房器具の種類や配置も寒さに影響します。
【チェックポイント】
□暖房器具の能力・・・部屋の広さに対して暖房の出力が十分か。
□暖房の配置・・・部屋全体に暖気が行き渡るように設置されているか。
(チェック方法の具体例)
・隙間風を手で感じる
窓枠やサッシに隙間がないか確認するには、手を当てて冷気を感じるかどうかを確かめてみましょう。
・部屋の温度を測る
サーモグラフィーや温度計を使って、特に温度が低い場所を特定してみましょう。
・夜間の室温変化を観察
夜の冷え込みが強い時間帯に、どの部分が冷たく感じるか確認してみましょう。
・結露を観察
窓や壁に結露ができやすい場所は冷気が伝わりやすい証拠です。
自分の部屋の寒さの原因がわかったところで、その部分の防寒対策をしてみましょう。
【窓から冷気が侵入している場合】
(対策方法)
●断熱シートを貼る・・・窓ガラスに断熱シート(透明フィルム)を貼ると、外気の影響を軽減できます。貼って剥がせるタイプを選ぶと便利です。
●厚手のカーテンを使う・・・防寒・断熱効果の高いカーテンに変更。カーテンが床まで届く長さだと暖気が逃げにくくなります。
●隙間テープで密閉性を高める・・・窓枠やサッシの隙間に、自己粘着の隙間テープを貼ることで隙間風を防止。
●二重窓用パネルを設置・・・窓枠に簡易的な二重窓パネルを設置する製品があります。工具不要で取り付けられるものも。最近ではホームセンターで買えるプラダンで簡単にDIYできます。
【ドアから冷気が侵入している場合】
(対策方法)
●ドア下部に隙間防止グッズを設置する・・・最近では、ドアの下部に簡単に取り付けられる隙間防止グッズが多く販売されています。例えば、床に設置するだけで隙間を塞げるスポンジタイプや、滑りやすい素材のゴム製ストッパーなどがあります。
●ドア周辺に布やタオルを設置する・・・隙間をタオルでふさぎます。
【床が冷たく寒い場合】
(対策方法)
●ラグやカーペットを敷く・・・厚手のラグや保温性のあるカーペットを敷きましょう。
●断熱パネルやフロアマットを活用・・・市販の断熱パネルをラグの下に敷くとさらに効果的です。
●スリッパを使用・・・ラグなどを敷けない廊下などは冬用の保温スリッパを使うことで足元の冷えを軽減できます。
【壁や天井から冷気が侵入している場合】
(対策方法)
●断熱ボードや壁紙シートを使う・・・壁に断熱シートや発泡スチロール製のパネルを貼りましょう。
●布やタペストリーをかける・・・壁に布をかけることで冷気を遮断できます。
●家具を配置する・・・壁際に大きな家具(本棚やタンスなど)を配置して冷気を遮断しましょう。
(その他の対策)
●扇風機やサーキュレーターを使用する・・・暖気は天井に上がってしまうので、暖気を循環させることで暖房器具の効率が良くなります。
●加湿器を使用する・・・湿度が低いと暖房効果が落ち、寒く感じます。湿度を40~60%に保つと体感温度が上がります。加湿器がない場合は濡れタオルを部屋に干すと良いです。
いかがでしたか?寒い冬でも、工夫次第でお部屋を暖かく快適な空間にすることができます。寒さ対策を実践しながら、暮らしをもっと快適にしてみませんか?お部屋選びでお困りの方やご質問がある方は、ぜひトーマスリビングまでお気軽にお問い合わせください!
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